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より日常的に使いやすく、洋服などにも合わせやすいものが、若者を中心に求められていた。

G-SHOCKが近頃注力しているCMF(カラー・マテリアル・フィニッシュ)デザインにより、外装面で多彩な表現がされたモデルが増加していることはご存知の方も多いだろう。ブランド パロディこれまでのイメージである、大型で無骨、バルキーな魅力に満ちたG-SHOCKは、それはそれで楽しいのだが、より日常的に使いやすく、洋服などにも合わせやすいものが、若者を中心に求められていた。それに応える形で2019年に世に出たのが初代GA-2100であり、開発担当者の泉さんはティーンへのヒアリングなどを元に、薄く、小さなG-SHOCKの潜在ニーズを確信していたという(詳細は「In-Depth G-SHOCK カシオークと呼ばれる令和の寵児GA-2100の開発秘話を独占取材」をご覧ください)。

今回発表されたうちの4本は、まさにその延長線上にある時計だ。スモールサイズのGM-S5600とGM-S2100などは、女性や細腕の男性はもとより、あえて小ぶりな時計をつけたい層のニーズにもマッチする。カラーリングにしても男女どちらにもマッチしそうな色を選択しているあたり、時代性を捉えた新作だと感じる。

アイコニックな5600シリーズがダウンサイジングし、メタルの高級感をまとったモデルです。
初代モデルから採用されているスクエアデザインのGM-5600を小型化し軽量で快適な着け心地を実現。
ベゼルカバーにはメタルを使用し、高い質感を引き出しています。


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手作業で仕上げられていない時計は悪い時計なのか?

部分的な手仕上げ、あるいはムーブメントに手仕上げがないからといって、必ずしも時計の仕上げが悪いというわけではなく、ましてや悪い時計というわけでもないことは指摘しておきたい。自動化された、あるいは部分的に自動化された仕上げであっても、優れた仕上げであることに変わりはない。プライムリブのオージュを注文したのに、ベジネーズが添えられたくるみ豆腐のローフが出てきた、というようなことはないのだ。約200年前にフライス盤が発明されて以来、時計製造の歴史は機械的精度の向上を追求してきた(もともとは銃器産業のために発明されたもので、部品を交換できる銃を作るためのものだった)。

ロレックスのレ・アカシアをベン・クライマーが2015年に訪れたときの様子『ロレックス 全4工場の舞台裏に足を踏み入れる』。年間100万本の時計を極めて厳しい品質管理のもと、クロノメーターを超える精度で生産する方法。

フィリップ・デュフォーの作業台。年に数本の時計を最高レベルの手仕上げで生産する方法だ。

つまり問題は機械ではない。機械がなければ、ロレックスは日差±2秒以内の高精度をを備えた時計を年間100万本も作ることはできない。ムーブメント全体に施される実際の手仕上げは非常に特殊で、非常に時間のかかる専門的な技術であり、今日では伝統的な技術の保存を目的としている。そのようなことに関心があれば、それは非常に大きな付加価値となるが、それによって時計の精度や信頼性、耐久性が向上するわけではないのだ。


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ティソの名作時計がスマホ連動になってパワーアップ!

あのティソの名作がさらにパワーアップ!
スマホ連動の最新型を思う存分タッチせよ!!

1999年、世界初のタッチパネル式の腕時計が誕生した。それがティソの「T-タッチ」である。ガラケーが最前線の時代、液晶パネルにタッチしても何も起こらなかった20年以上前に、ティソはタッチセンサー付きの腕時計を世に送り出していたのだ。

ハリウッド映画にもたびたび登場し、世界中で大人気に。たちまち同社を代表するモデルとなった。以来、ちょっとご無沙汰していたT-タッチだが、ついに最新モデルが日本でも販売されることになった。新型T-タッチは、当然スマホと連動する。

日本語ディスプレイは小スペースでも見やすいフォントを厳選。先代同様のソーラー充電機能はもちろん、低電力消費型のオペレーションシステム、Sw-ALPS(スワルプス)の開発により、持久力はさらに高まっている。スマホ連動時で最長6ヶ月、非連動状態なら最長10年駆動するという。耐久性の高いサファイアクリスタルガラス風防、大型にして軽量なチタン製ケース、傷のつきにくいセラミックベゼル等々、外装面の質の高さは、スイスの老舗ブランドならでは。

見た目も機能も見直して、価格は約13万円。またしても大ヒットの予感だ。


スマートウォッチではなくアナログ式とのハイブリッド

インデックス部分をタッチすると、素早く時分針が動き出し、その外側に書かれた機能が発動。コンパス、高度計、天気予報などの機能が備わる。100m防水。クォーツ。径47.5㎜。チタンケース。シリコンラバーストラップ。12万4300円。問い合わせ:スウォッチ グループ ジャパン ティソ事業部

ダイヤルの下に太陽電池が備わり、充電の光のレベルも表示できる。自然光だけでなく、室内照明でも充電することが可能である。

スマホと連動させることでその用途は多岐に。歩いた距離や消費カロリーなどの健康情報はもちろん、NBAのリアルタイムな試合速報などもアプリ通知から転送されるようになっている。


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